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2012年9月 7日

子どもの矯正について

矯正歯科治療を始める時期はいつが最適ですか?
子どもの頃から矯正治療を始めるメリットは?
子どもの治療の流れについて教えてください。
骨格的な受け口はどのようにするの?
矯正中の虫歯予防はどうしたらいいですか?
 

2012年9月 6日

受付

院内ツアー治療についてのご質問や疑問、料金についてのご相談などがございましたら、スタッフまでお気軽にお申し付けください。

待合室

待合室リラックスできるソファを用意しております。診療が始まるまでのひと時、ごゆっくりおくつろぎください。
ウォーターサーバーも設置しておりますので、ご自由にお飲みください。

診療室

診療室診療台には、テレビモニターを設置しておりますので、その場でレントゲン写真をご覧いただけます。最適な治療計画を立て、ベストな治療を進めていくためには、患者さんとのコミュニケーションが重要だと考えております。

日本でも数少ないマイクロスコープを導入

microscope.png
根管治療を成功させるために必要なのは、ミクロン単位の高度な歯科技術。 一般的な歯科治療よりも、ずっと細かな作業が必要です。

そこで当院では、「マイクロスコープ」とよばれる顕微鏡を用いて、より確実に治療を行なっています。マイクロスコープとは、歯を拡大して確認できる高性能な顕微鏡のこと。
最大で肉眼の約20倍での処置ができるため、今まで発見できなかった微少な患部の判別が、簡単にできるようになりました。

microscope2.png実は、日本におけるマイクロスコープの導入は、まだまだ進んでおりません。まず機器が高額なこと、そして使いこなすためのトレーニングがネックとなっているからです。操作方法はもちろん、細かな歯の処理方法など、高い技術を身につけています。

日々診療をしておりますと、マイクロスコープでなくてはなくては、完治が難しいであろう状態の口腔内を拝見させていただく場面がございます。
必要に応じて、マイクロスコープを使った治療をさせていただきますので、ぜひお気軽にご質問くださいね。

炭酸ガスレーザー オペレーザーPRO

炭酸ガスレーザー痛みの少ない治療を施すために有効な機械です。

治療で歯肉を切開しなければならない時も、縫合を行う場合が少なく、治癒も早くなりやすいです。外科用のメスできれいに、かつ確実に切開、縫合を行うには外科的な経験を要するものが多いのですが、本レーザーを使うと、容易に処置が行え、患者さんの負担を軽減させることができます。

また、義歯などを使用した際に起きる粘膜の潰瘍や、口内炎などの痛みをその場で軽減させることもできます。抜歯をする際にも、抜歯後の粘膜治癒が早く、くぼみになりにくいという特徴があります。

ブラッシングコーナー

ブラッシングコーナー治療前のブラッシングや治療後のうがいなど、お気軽にお使いください。また、パウダールームとしてもご利用いただけます。

滅菌対策

滅菌対策当院では、万全な滅菌対策の下、滅菌装置で治療器具を消毒します。また、感染対策にも配慮し、使い捨て可能なうがい用のコップやエプロンを使用しております。

「自分の歯は一生のもの」 一般歯科治療と矯正治療が両立した治療

「ご自分の歯を一生涯、使い続けること」。それが、歯科医師としての私の願いです。

私は、この想いを実現するために、開業以降、矯正専門医でありながら、一般歯科・インプラント・審美歯科まで、4,200症例以上の幅広い治療を行ってきました。

院長あいさつ

矯正歯科と一般歯科の両方を診察する歯科医師は、それ程多くはありません。また、総合治療を行っている歯科医院では、各専門分野の歯科医師が集まって診療していますので、治療内容によって担当者が変わることがあります。

それぞれの専門性を活かした治療も必要ですが、一人の歯科医師が、治療内容を問わず患者さんの状況を把握し、幅広い選択枝の中から患者さんにとって最適な治療を行うことが大切であると、これまで多くの患者さんと接する中で実感しました。

また、患者さんが安心して治療に取り組めるよう、治療説明もしっかり行います。どんな小さなことでも結構ですので、お口の中に関することは、当院にご相談ください!

なぜ矯正専門医でありながら、一般歯科なのか?

院長あいさつ矯正専門医として東京医科歯科大学附属病院に7年在籍していましたが、当時の私は難症例の方でも治療できると自信を持っていました。

しかし、実際に開業してみると、その経験はすごく限られた中での経験だったと気が付きました。それから、患者さんにとって最適な治療を実現するために、必要だと思ったことはどんどん取り入れ、一般歯科だけ、矯正歯科だけと診療範囲を限定せず、知識と経験を積み重ねてきました。

また、患者さんにとっても、一般歯科と矯正歯科の治療を並行して受けられることは、とても便利だと思います。例えば、重度の歯周病により矯正を必要とする場合や、矯正治療中の虫歯治療など、双方の技術を併せ持つ歯科医師から治療を受けることで、治療期間など患者さんの負担を軽減できると考えます。

治療による負担を軽減し、患者さんが気軽に通院するようになり「自分の歯を一生使って頂くこと」に繋がるのではないでしょうか。

「ひとつひとつ、一歩ずつ」が原点。「ひとつひとつ、丁寧に」ご提案します。

院長あいさつ当、ABCデンタル・矯正歯科クリニックの名称である「ABC」には、「ひとつひとつ、一歩ずつ」という意味が込められています。この言葉は、まさに私の診療に対する姿勢そのものです。

大切にしていることは、十分な説明をし、正しくご納得いただいてから治療を行うこと。なぜその検査や治療が必要なのかをきちんとお伝えし、患者さんのご理解を得られなければ、治療を始めません。

100人の患者さんがいれば、お口の中の状態も千差万別で、治療方法も一人一人異なります。顎(あご)全体の構造や歯茎の状態、一本一本の歯に至るまで、お口の中全体を総合的に判断します。その結果を基に、患者さんのご要望を取り入れた治療方法を提案いたします。一歩一歩、確実に。その気持ちを大切に、患者さんと一緒に考えながら治療を進めていきます。

地域の皆さまの「歯の健康」を守るためにお役に立ちたい。

院長あいさつ私が浦和に引っ越してきたのは4歳の頃です。以来、20数年間、この町で過ごしてきました。地元の皆さまには、これまでに何かとお世話になってきたと思います。

「地元の皆さまに恩返しをしたい。」
そんな気持ちから、浦和での開院を決意いたしました。

地域の皆さまの「歯の健康」を守るためにお役に立ちたいと思うのですが、現実は中々難しいようです。歯医者さんが苦手な方が多く、歯医者さんのイメージを根本から変える必要があると考えております。そのためにも「歯が痛くなってから行く歯医者さん」から「気軽に立ち寄れる歯医者さん」になれるよう、努力を惜しみません。

これからも、地域の皆さまの歯のパートナーとして、健やかな生活を目指すアドバイスができるよう、たゆまぬ努力を続けていきたいと思っております。

経歴

院長あいさつ
浦和市立仲町小学校
浦和市立常盤中学校
埼玉県立浦和高校
東京医科歯科大学歯学部卒業

大学卒業後、同大学附属病院歯科矯正科に7年在籍し、矯正歯科の治療に携わる。大学病院を退職後、出身地・浦和にABCデンタル・矯正歯科クリニックを開業。現在は同クリニックの院長として、矯正歯科を中心に歯科全般の治療に携わる。その傍ら、矯正専門医として首都圏の診療所で出張診療を行っている。

大人の矯正について

矯正治療は何歳まで受けられますか?
ブリッジやインプラントがあります。矯正治療はできますか?
装置が目立つのが気になります。
矯正期間中に妊娠した場合は?
外科手術が必要な矯正があると聞いたのですが......
装置が壊れたらどうすればよいのですか?
矯正治療では抜歯が必要だと聞いたのですが......
 

矯正治療は何歳まで受けられますか?

矯正歯科治療には年齢制限はありません。どなたでも受けられる治療です。最近では50代、60代を過ぎてから治療を始められる方も増えてきています。

また、歯並びや噛み合わせが悪いまま過ごしていた期間が長いと、歯や歯茎の状態に少なからず悪影響を及ぼします。特に若い頃は歯並びが良かったのに、最近になって歯がずれてきたという方は、要注意です。歯茎の状態が悪くなると、歯を支えていた骨が少しずつ失われてしまい、歯が動いてしまいます。

確実に言えることは、なるべく軽症の内に処置する程治療の効果は上がります。状態によっては難易度にかなり差が生じますので、まずはお気軽にご相談ください。
 

ブリッジやインプラントがあります。矯正治療はできますか?

問題なく矯正治療を行うことができますが、矯正治療で歯並びを整えてからブリッジを作り直す必要があります。

また、天然歯(治療をしていない歯)と比べて接着剤が付きにくいため、何度か治療途中で矯正装置が外れてしまう可能性があります。外れたときには再度接着剤で付け直せば問題ありません。
 

装置が目立つのが気になります。

矯正装置や治療期間を考えると、矯正治療を躊躇してしまう方が多いと思います。今や目立たない矯正装置や様々な治療方法が選択できる時代です。患者さんのライフスタイルに合わせてご希望の装置をお選びいただけます。

歯の色に近い矯正装置や透明な矯正装置などを使用すれば、あまり目立たずに済みます。歯の裏側から装着する見えない装置など、患者さんのニーズに合わせた装置をご用意しております。まずは、お気軽にご相談ください。
 

矯正期間中に妊娠した場合は?

特に問題はありませんが、妊娠がわかりましたら、早めに担当の歯科医師にご相談ください。しかし、レントゲン写真を撮ることはできるだけ避けた方が安心です。

矯正装置を付けることにより、口の中の細菌が増えたり磨きにくくなるため、虫歯や歯周病といったお口の中の病気になりやすくなります。さらに、妊娠に伴うホルモンバランスの変化、つわりなどによる食の変化によって、虫歯、歯周病のリスクが高まります。よって、特にメンテナンスの注意が必要になります。

つわりが激しい時期など長時間の診療が難しい状況や、臨月から産後までの時期に、通院が難しい状況では治療を一時中断する場合があります。
 

外科手術が必要な矯正があると聞いたのですが......

外科矯正は、手術によって顎(あご)の形を変えていきます。受け口の方の場合、歯並びはもちろん、顎の出た感じが改善されます。手術を行わない矯正治療だけでは、受け口を治すことはできますが、顎の出た感じは変わりません。

もし、顎が出ていることが最も気になっており、それを治したいのでありましたら、手術をすべきだといえます。受け口で食べ物がよく噛めないということでありましたら、矯正だけでも良いかもしれません。
 

装置が壊れたらどうすればいいのですか?

修正しますので、なるべく早くご連絡ください。矯正装置は入れ歯などと異なり、耐久性を求めることが目的の装置ではなく、矯正治療期間内にだけ効果を発揮する器具です。そのため、治療中に壊れてしまう可能性があることのご理解をお願い申し上げます。

いずれにしても装置が壊れた、外れた場合は、なるべく早くご連絡ください。次回のお約束日にでも大丈夫な場合と、至急修正する必要がある場合がございます。

まずは状態をお聞きいたしますので、必ずご連絡ください。
 

矯正治療では抜歯が必要だと聞いたのですが......

治療上必要があれば抜くことがあります。

できる限り歯を抜かないで治療をしたいと望むことは、矯正医も患者さんも同じ気持ちです。顎(あご)の大きさと歯の大きさのバランスが悪い場合、顎の大きさを横に拡げ、歯を後ろに動かすことで隙間を作ることができれば、歯を抜く必要はありません。

しかし、隙間を作れない場合や、口元が前に出ていることを改善したい方は、抜歯が必要な場合もございます。

矯正歯科治療を始める時期はいつが最適ですか?

一般的な矯正治療を始める適齢期は7歳~12歳頃です。前から数えて7番目の永久歯にあたる、12歳臼歯の歯根が2/3程完成する時期に相当します。


今後どのような治療が必要か知ることが大切
歯並びが悪くなる原因、あるいは状態や症状は一人一人異なるため、治療開始時間も一定ではありません。一般的には、お子さんのお口の中の状態を見ながら、適切な時期に治療を始めます。生活習慣上のちょっとした工夫でも、先々のお子さんの「歯」への影響は大きいです。また、今後どのようなタイミングで治療をしていくべきかのプランをこの段階で持つことは、一生使い続けていく「歯」にとってはとても大切です。

早い時期からご相談いただければ、適切な治療開始時期を見極めることができますので、ぜひ一度ご相談ください。
 

子どもの頃から矯正治療を始めるメリットは?

●顎の成長のバランスを整え、美しい顔立ちに導くことができる。
●永久歯を抜かずに治療できる可能性が高まる。
●永久歯での矯正期間が短くなる。

早期治療により正常な発育を妨げる歯並びや癖を改善し、顎(あご)やお顔の成長のバランスを整えます。また、放置した結果、外科的な手術をしなければ治らないようなケースを回避することができます。

幼い頃から自分の歯のことを知り、正しくケアをすることにより、健康な歯を維持できるようになります。
 

子どもの治療の流れについて教えてください。

子どもの矯正の場合、初めからワイヤーの装置を着けて治療をスタートするわけではありません。小児矯正は大きく分けて、次の2つのステップに分かれます。

ステップ1/第1期治療(学童期)
この時期は、成長と伴に状態を悪化させる要因を取り除き、その後の成長発育ができるだけバランスの取れたものになるように軌道修正をする期間です。第1治療期が良い結果になると、第2期治療期では永久歯を抜かずに治療ができる可能性が高まります。

ステップ2/第2期治療(中学生以降)
大人の矯正と同じです。上下全ての歯にブラケットを装着し、全体の噛み合わせを改善し、仕上げます。※初診時に永久歯が生え揃っている方は第2期治療からとなります。
 

骨格的な受け口はどのようにするの?

上顎の成長を促進させる装置を使う
骨格的な受け口と診断された場合、まず成長の弱い上顎(あご)を余分に成長させるために、前方へ引っ張る装置を利用します。それと並行して上の前歯の角度を唇側へ傾け、上の前歯が下の前歯の外側に出るようにします。下顎と上顎の前後的バランスが取れるようになるまで、成長の促進をさせることが今後の安定に繋がります。

見た目の歯の位置が正しく見えても、レントゲン上での骨格の前後的バランスのチェックが重要です。

下顎の骨格形成がどこまで進むか?
成長途中の下顎がどこまで大きくなるのか、現在の医療では判断できません。つまり、完全に骨格の形成が終了するまで(個人差はありますが、確定できるのは成人する頃まで)、顎の前後的な位置は確定しません。それぞれの顎の骨の中にある歯を並べても、土台となる骨格がずれてしまえば、噛み合わせが合わなくなってしまう可能性があります。

特に幼少期に骨格的な受け口であったお子さんの場合、DNA上の情報に従って骨格は形成されるため、そのお子さんは元々下顎が大きめに形成される可能性が高く、一時的に見た目が改善されても、その噛み合わせで成人後も安定するかはわからないということになります。

将来手術が必要な場合もあります
最後に、最も心配なケースは、体の成長は止まっても下顎のみ前方へ成長する場合があることです。このケースはDNA上の異常によって起こりますが、成長なければわからない病気です。残念ながらこのケースに該当すると、成人後に下顎を小さくする外科処置を受けないと前歯が噛み合わなくなってしまいます。

中学生、高校生の時期になって、徐々に下顎だけが前方に出てくるようであると、将来手術の可能性が出てきますので、基本的には下顎の成長が止まるまで経過観察となります。
 

矯正中の虫歯予防はどうしたらいいですか?

矯正装置がお口の中にあると、慣れない内は歯磨きに苦労します。それが原因で虫歯になるお子さんも少なくありません。

矯正治療を始める前には歯科衛生士によるブラッシング指導を行い、歯磨きのコツを丁寧にお教えいたします。さらに1か月に一度、磨き残しがある場所を丁寧にお掃除し、フッ素塗布や歯の表面のコーティングを行っております。

追加費用なしの分かりやすい料金体系

料金

「矯正治療の料金体系は複雑でわかりにくい。」
こうした意見をカウンセリングで良くお聞きします。

確かに、装置を変更したり、作り変えたりする度に追加料金が発生し、最終的な費用が不明瞭な場合があります。また、意外と安いと思って治療を受けたら、装置を交換する度に費用が発生し、予想以上に高くなってしまった、というケースも少なくありません。

当院の矯正治療の料金体系は、追加料金なしの分かりやすいシステムです。全て初期費用の中に含めていますので、装置を変更したり、作り変えたりしても、追加費用は一切いただきません。これ以外にご負担いただくのは、月1回のメンテナンスにかかる処置料だけです。

また、一般治療や入れ歯、インプラント治療においても、一人でも多くの方に、費用を気にせずに治療費を受けていただくことが当院の方針です。費用やお支払いに関するご要望があれば、お気軽にご相談ください。

「虫歯になる前に」 予防して、虫歯知らずに。

皆さまは、歯医者さんについてどのようなイメージをお持ちですか?
「歯医者さんは虫歯になってから行くところ。」
こうした声をよく聞きます。最近では予防歯科が一般的になり、虫歯がなくても歯医者さんに行く方が増えています。

予防歯科

予防歯科とは「お口の健康を維持する」ことを基本とした、虫歯を防ぐための治療です。お口の中の健康が維持できれば、虫歯や歯周病にもなりません。歯の治療や歯磨きをしても虫歯になりやすい方は、予防歯科で大切な歯を守りましょう。

予防歯科のメリット

予防歯科きちんと歯磨きをし、歯に関する意識を高めていくことで、虫歯や歯周病はある程度防ぐことができます。予防歯科には、以下のメリットが挙げられます。

(1) 虫歯などのお口の中トラブルを未然に防ぐ
定期検診を受けることで、小さな異変をいち早く見つけることができます。虫歯や歯周病予防、口腔内の健康維持に繋がります。

(2) 治療の痛み・費用を低減できる
虫歯・歯周病の早期発見により、治療期間が短縮でき、治療費負担も軽減することができます。

(3) お口の中がスッキリする
歯科衛生士が歯や歯茎をクリーニングするため、お口の中全体が爽やかになります。エステティックサロン感覚で通院される方も多くいらっしゃいます。

【予防歯科の定期検診】歯のクリーニングを中心としたメニュー

当院の予防歯科には、歯のクリーニングを中心としたメニューをご用意しております。正しい歯磨きの"ブラッシング指導"や、歯の汚れを取り除く"スケーリング"は、保険診療内で受けていただくことができます。

ブラッシング指導
予防歯科お一人お一人に合わせたブラッシング指導。磨き癖が改善され、汚れをキレイに落とすコツを習得することができます。

≪指導内容≫
●歯科衛生士による正しい歯ブラシの持ち方。
●歯ブラシの動かし方と当て方の指導。


スケーリング(歯石除去)
予防歯科スケーリングとは、歯肉や歯周ポケットの中に付着している歯垢や歯石を専用器具で取り除く治療方法です。

≪スケーリングの必要性≫
●歯石を自分で除去することができないため。
●定期的なスケーリングで歯石の再付着を防ぐため。

【歯周病とは?】自覚症状が現れてからでは手遅れに。

歯周病は、初期段階では自覚症状はほとんどありません。

歯周病

歯肉の腫れや出血などの症状が現れたときには、すでに進行してしまっています。気が付いたときには手遅れになっていたということもありますので、早期発見・早期治療が重要です。

歯周病とは?
歯周病菌が引き起こす病気です。歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)に汚れが溜まると歯周病菌が繁殖し、歯肉が炎症を起こします。歯周ポケットの奥深くまで感染が広がると、歯茎や骨が溶かされていき、その状態が続くと、やがて歯を失ってしまう怖い病気です。

歯周病と全身疾患との関わりも。

歯周病様々な研究から、歯周病は、全身の病気と密接な関係があることがわかってきました。歯周病菌に感染すると、細菌が血管の中に入りこみ、やがて全身に広がっていきます。その結果、糖尿病や心臓血管疾患、肺炎を誘発し、さらには早産を招く危険もあります。

歯周病が関係する全身疾患
・糖尿病
・肥満
・脳卒中
・早産/低体重児出産
・誤嚥(ごえん)性肺炎

治療は、歯周病を治してからがスタートです。

歯周病●歯周病が改善してから、人工歯や詰め物を入れる。

歯周病を治療せずに虫歯治療を行うと、歯肉の腫れなどの原因できれいに歯型が採れないことがあります。詰め物や被せ物の不適合の部分があると、そこから歯が悪化してしまう可能性があります。

虫歯を新たに作らないようにするためには、隙間を作らずに削った部分を詰めることがとても重要です。当院では、歯肉の状態を改善した後、人工歯や詰め物を入れます。※応急処置が必要な場合はこの限りではありません。

初診時には歯周病検査を行い、必要に応じて歯石や汚れを取り除き、歯茎を健康な状態に戻してから治療を行います。

歯周病の進行具合と治療方法について

軽度歯周病
歯周病歯周ポケット(歯と歯肉の間の溝)に歯垢(プラーク)や歯石が溜まって、細菌が繁殖しています。歯肉が炎症を起こして腫れや出血が見られる状態です。

≪治療方法≫
・ブラッシング指導。
・1~2回のクリーニングで比較的短期間で回復可能。


中等度歯周病
歯周病歯石の付着が目立つようになり、歯肉の腫れや出血、口臭がひどくなります。徐々に骨が後退し、歯周ポケットが深くなると、歯がグラつき始めます。

≪治療方法≫
・歯周ポケットの内部に付着した歯石の除去。
・痛みが伴うときは、麻酔。
・場合によっては歯周外科の適応。

重度歯周病
歯周病歯肉が化膿して真っ赤に腫れ上がります。骨の破壊が進み、歯がグラグラと大きく動く状態です。

≪治療方法≫
・歯周外科にて対応。
・歯の保存が難しい場合は、抜歯。

【スケーリング】歯肉炎の内に治療

歯周病スケーリングは、専用器具を使って、歯の表面に付着している歯垢や歯石などを取り除く処置です。スケーリングで表面を滑らかにすることで、虫歯や歯周病の原因となるプラークの付着を防ぎます。

なお、歯石は一度除去しても、時間とともに再形成されます。お口の健康を維持するためにも、定期的なスケーリングをおすすめいたします。

【入れ歯】入れ歯が合わなくてお困りの方へ

「入れ歯が痛くて使えない。」「喋るときに外れてしまう。」「食事の味がよく分からない。」
入れ歯を作った後、こうした不満の声をよくお聞きすることがあります。

入れ歯

入れ歯は保険が適用できるため、非常に安く手軽に作ることができます。しかし、その代償に、心身に負担やストレスを与えしまうことも事実です。

入れ歯は、お口の中に入れる人工物です。失われた歯の数に比例して入れ歯が大きくなり、違和感も強くなります。総入れ歯となると、自分の歯に比べて噛む力が弱まり、硬い物やもちなどの粘着する物が食べにくくなります。

当院では、患者さんのお話をじっくりと伺った上で、お口の状態に合わせた、丈夫で長持ちする入れ歯作りを心がけております。

【当院の特徴】患者さんに合った入れ歯をおすすめします。

入れ歯入れ歯には、保険が適用できるプラスチック床から、装着感がソフトなノンクラスプデンチャーや、耐久性に優れた金属床など、様々な種類があります。各々に特徴がありますが、使用する素材や構造が違うため、装着感や耐久性が異なります。

たとえば、自費でお作りする金属床は、優れた装着感と耐久性があり、長期に渡り安定した状態でお使いいただくことができます。ご提案時には、各入れ歯の特徴を説明するとともに、デメリットもお伝えいたします。患者さんのご予算やご要望に合せたご提案をいたしますので、お気軽にご相談ください。

それぞれのニーズに適した、様々な入れ歯

入れ歯見た目が気になる方に【シリコンの入れ歯】
●クラスプがなく見た目に自然

生体用シリコンを使ったソフトな入れ歯です。ただし、素材の性質上、汚れが付きやすく1~2年で劣化しますので、一年に一度はメインテナンスが必要です。

入れ歯厚みが気になる方に【金属床の入れ歯】
●金属の種類はチタン、コバルトクロム、白金加金など。
●装着時の違和感が少ない。
●食べ物の温度を敏感に感じることができる。

床部分を薄くした金属床の入れ歯です。入れ歯の厚みが気になる方に適しています。

保健適用の入れ歯の上あごに密着する口蓋部の厚みは約1.0~1.4mmありますが、金属床では約0.5mmと、薄くなります。装着時の違和感が少なく、冷たい物や温かい物も敏感に感じることができ、食べ物の味を損ないません。

入れ歯初めて入れ歯をお作りする方は【保険義歯】
保険が適用できるプラスチック素材を使った、経済的に負担の少ない入れ歯です。初めて入れ歯をお作りする方は、入れ歯に慣れていただくために、保険義歯をおすすめしております。

調整の流れ

入れ歯●できあがった当日
歯茎などの粘膜に接する部分の調整と、噛み合わせの調整を行います。

●翌日~3日後
歯茎に馴染んでくると入れ歯が沈んでいきますので、微調整を行います。食事は、始めの内は柔らかい物を食べていただきます。特に、初めて入れ歯を入れる方は、慣れるまで無理をしないでください。

●1週間後~2週間後
新しい入れ歯に慣れてきた時期です。口の周りの筋肉が張りを取り戻し、咀嚼力も蘇ってきます。この段階では、歯茎が入れ歯に強く当たり、粘膜に傷が付いて痛みが生じることもありますので、微調整が必要です。

●約1か月後
食べることや話すことに慣れてくる時期です。口の周りの筋肉が戻り、咀嚼力の蘇り、口の周りにあったシワも減ってきます。一連の調整はこれで終了です。末永くお使いいただくためにも、数か月に一度は、定期メインテナンスで、顎(あご)の骨や粘膜、噛み合わせのチェックを受けましょう。

自分の歯と変わらない感覚で生活できるインプラント治療

「入れ歯が痛くてイヤ。」「ブリッジにするために、健康な歯を削りたくない。」
歯を失った後の治療方法でお悩みの方も多いでしょう。でも、諦めないでください。インプラント治療があります。

インプラント

インプラント治療とは?
インプラント治療は30年以上の臨床実績がある治療方法で、顎(あご)の骨の中にインプラント体(人工歯根)を移植し、その上から人工歯を被せることで、失われた歯の機能を補います。

入れ歯やブリッジのように歯を削ったり、金具をかけたりしませんので、健康な歯にもストレスを与えません。天然歯のような自然な美しさと、安定した噛み心地を取り戻すことができます。最近では入れ歯やブリッジに変わってインプラントを第一選択にする方も増えています。

インプラントの特徴
●天然の歯と同じような感覚で食べ物を噛むことができる。
●自然な外観や表情を取り戻すことができる。
●人前で話したり笑ったりを、まったく不安なく行える。
●噛む機能が回復することで食べ物の制限がなくなり、バランスの良い食事が楽しめる。

インプラント症例

指にも一本一本、役割があるように、歯にも一本一本、役割がある。

インプラント例えば、下顎(あご)の前から6番目の歯が抜けたとします。治療をせずに放置していると、様々な障害が現れてきます。

(1) 噛み合わせる下の歯がないので、上の歯が出てきてしまう
上の歯は噛み合う相手を見つけようとします。下方向に向かって伸びてくるため、噛み合わせがズレてしまいます。後から入れ歯などを入れるときは、噛み合わせを調整するために、上の歯を削らなければなりません。


(2) 一番奥の7番目の歯が、抜けた歯のスペースに倒れこんでくる
斜めに倒れてきた歯を正しい位置に戻すには、矯正治療が必要です。


(3) 歯を失って、片側で噛むようになり負担をかけてしまう
片側の歯を失った場合、ついつい反対側で嚙むことが多くなると思います。そうなると、反対側に力がかかりすぎて壊れてしまうことも・・・

噛み合わせは、身体とも密接な関係があり、頭痛や肩こり、めまいや胃腸障害などを引き起こし、全身に様々な影響を与えることがあります。

左右の奥歯がしっかりと噛む力を支えることには重要な役割があり、その機能を失うことで健康を損なうこともあります。健康な毎日を過ごすためにも、歯の大切さを再認識する必要があると言えるでしょう。

インプラント手術について

インプラントインプラント手術の安全性が高まり、広く知られるようになってきました。それでもなお、手術中の痛みや恐怖など、誤った認識をお持ちの方も少なくありません。今や医療技術が向上し、インプラント手術は安全とさえ言われる時代です。手術に伴う痛みは親知らずの抜歯と同じ程度ですので、全身麻酔を必要としません。

当院のインプラント治療は通常の抜歯と同じように局部麻酔を施して行い、処置時間も1時間~2時間程度で終わります。術後の痛みもほとんどなく、腫れも2~3日で引いていきますので、日常生活に差し障ることが少なく済みます。

インプラント治療の流れ

インプラント診断に基づき、治療計画・流れ・期間・費用・リスク・治療後の保証・メインテナンスなど詳しくご説明いたします。

【1】インプラント相談
現在抱えているお悩みやご要望をお伺いし、インプラント治療の期間や費用、治療で改善できることなどを説明いたします。

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【2】精密検査・診断
歯型採り・レントゲン写真・歯の写真など、診断に必要な検査を行います。併せて、歯周病や周辺の歯の状態などお口の中の状態も検査します。

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【3】インプラント治療の計画の説明
診断に基づき治療計画を立て、治療の流れや期間・費用・リスク・治療後の保証・メインテナンスなど詳しく説明いたします。

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【4】インプラント埋入手術
約60~120分で終了します。術後はゆったりお過ごしください。なお、日常生活に大きな制限はありませんので、お仕事をお休みいただく必要はありません。

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【5】挿入したインプラントを定着させるための保定期間
上顎4か月、下顎2か月が目安です。

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【6】アバットメントの装着・歯の製作
埋入したインプラントにアバットメント(接続部品)を装着し、その上から被せる人工歯を作ります。なお、当日は仮歯を装着して帰ることができます。

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【7】歯の装着
人工歯を装着して終了です。

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【8】経過観察・メインテナンス
装着した歯が正しく機能し、噛み合わせやしゃべり方などに問題がないかどうかチェックします。同時に歯磨き指導を行います。また、安定した状態でより長くインプラントをお使いいただくには、歯磨きなどのお手入れが欠かせません。終了後の定期メインテナンスをおすすめしています。

インプラントを安定させ、長年使うために重要なこと

インプラントインプラントは、お口の中の健康状態に大きく左右される治療です。当院では、治療成果を高めるために、歯周病検査を行ってからインプラント治療を行います。万一、歯周病に感染しているときは、歯周病治療を先に行い、歯肉の状態を改善させてから、インプラント治療に移ります。


定期メンテナンスが重要です
インプラントは人工歯根ですので、虫歯になりません。しかし、周囲の歯が歯周病に感染すると「インプラント周囲炎」を引き起こします。それが悪化し、インプラント体が脱落する恐れもあり得ます。安定した状態で長期間お使いいただくためにも、定期メインテナンスが不可欠です。そのため、当院では術後の定期メンテナンスを前提としたインプラント治療を行っています。

審美歯科治療ってなんだろう?

「歯の色がくすんでいるので笑顔に自信が持てない。」「スマイルラインがキレイな口元になりたい。」
歯の色や形で、コンプレックスを感じていませんか?

審美歯科

もう、そんなに悩まないでください。そんなあなたのお口元の悩みを解決してくれるのが、審美歯科治療です。
審美歯科治療とは、口元の美しさを重視した治療です。歯並びや歯の形、色を整えることで口元が美しくなり、明るい印象を与えてくれます。


色調にこだわりがある方には
特に前歯の差し歯を作るときは、隣の歯との色合いが気になると思います。当院でオールセラミックで補綴物を作成する場合は、繊細な調整が必要になるので技工士が実際に立ちあって確認しながら作成します。

技工士は、非常に技術力の高い方ですので、仕上がりがきれいで安心してお任せできます。患者さんから「これは本当に自分の歯じゃないんですね?」といった感想をいただいております。
審美症例

このページでは、当院の審美歯科治療についてご紹介します。

詰め物や被せ物が目立たない白い歯に

【オールセラミック】自然歯のように白く美しい歯オールセラミック
セラミック(陶器)素材を使った審美性に優れた人工歯です。金属を一切使用していませんので、金属アレルギーをお持ちの方でも安心です。自然な色合を再現しやすいので、前歯の治療に使われます。

●前歯の治療に適している。
●金属を使用しないためアレルギーが起こりにくい。
●強い力がかかると欠けることがある。


【ジルコニア】強度があり、透明感のある自然な色合い
ジルコニアは、人工ダイアモンド素材を内面に入れ表面をセラミックスで作られています。隣の歯との微妙な色調の調整は難しいのですが、比較的安価で白い歯にできるので、奥歯の治療などで人気のある素材です。

●透明感を持った素材で審美的に優れている。
●奥歯を白くしたい人におすすめ。
●金属を使用しないためアレルギーが起こりにくい。


【メタルボンド】長年の実績があり多く使われているメタルボンド
メタルボンドとはセラミック製の人工歯で、強度を高めるために内側に金属を使用しています。自然な白さと透明感があり、変色や色素の付着が少ない人工歯です。

●変色や色素付着の心配がない。
●金属の色が歯茎との境目で見えることがある。
●内側の金属によって、歯茎や歯が少し黒ずんで見える場合がある。


【金合金】奥歯などの目立たない部位にはこちら金合金
天然歯に匹敵する硬度があり、特に力のかかりやすい奥歯の治療に適しています。金の含有量が多いのでソフトな噛み心地があり、噛み合わせる相手の歯にも優しい被せ物です。


【銀歯】保険で適用される被せ物銀歯
保険が適用できる被せ物で、日常的なご利用においては問題ありません。ただし、金属アレルギーの方には不向きで、審美性に欠けるというデメリットがあります。

【ホワイトニング】歯を削ることなく、白い歯を手に入れる。

審美歯科歯磨きや歯のクリーニングでは落ちない加齢や遺伝による歯の黄ばみを、歯を削ることなく白くする方法です。

<ホワイトニングのメリット>
・歯を傷つけずに白くすることができる。
・好みの白さに調節できる。
・他の治療に比べて低料金で施術ができる。

<ホワイトニングのデメリット>
・効果は人によってばらつきがある。
・時間経過と伴に元の色に戻るので、継続施術が必要。
・ホワイトニング剤が歯にしみる。


ホワイトニング前の注意点
ホワイトニングは気軽に歯を白くすることができる治療方法です。とはいえ、施術に伴うメリット・デメリットもあります。

特に歯周病や虫歯がある方は、歯や歯肉にダメージを与える恐れもありますので、治療が終わってからホワイトニングを行います。なお妊娠中・授乳中の方やアレルギー体質の方は、ホワイトニングが難しいケースもありますので、必ず医師にご相談ください。


<ホワイトニングの効果があまり期待できないケース>
・生まれつき変色している歯。
・被せ物・詰め物など人工の歯。
・歯の神経を取った歯。
・抗生物質の影響でグレー・茶色に変色している歯。

お子さんが慣れるまで、無理やり治療しません。

小児歯科

たとえ、痛くない治療でも、お子さんは決死の覚悟で治療に来ています。初めての診察台に座り、不安で泣き出したり、恐怖で暴れ出したりすることも。そんなとき、無理やり治療しようとすると強い恐怖心を与えてしまうだけです。それがトラウマとなり、一生、歯医者さん嫌いな子どもにさせてしまう可能性もありえます。


当院では、嫌がるお子さんに無理やり治療をしません。
初めてのお子さんには、歯科衛生士と一緒に楽しくお喋りしながら、治療器具に慣れていただきます。治療といっても、最初はお口の中を覗き、フッ素塗布をする程度です。お子さんが、歯医者さんは怖くないところと理解できれば、もう泣いたり怖がったりしません。

信頼関係ができていないと、お子さんはちょっとした刺激にも不快に感じてしまいます。そのためにも、じっくり時間かけて信頼関係を築けるように心がけています。

保護者の方にご協力いただいていること

小児歯科虫歯にならないためのケアを、お子さんにきちんと教えてあげること。これはご両親の責任でもあると考えています。

当院ではお子さんに歯の大切さを意識づけるお手伝いと、正しい歯磨きの仕方を丁寧に指導いたします。

どのようなアドバイス?
カウンセリングでは、歯の健康維持や、永久歯の歯並びをよくするアドバイスをいたします。生活習慣上の工夫があれば、先々に渡り、お子さんの「歯」の健康に、好影響を与えるかもしれません。また、今後、どのようなタイミングで治療をしていくべきかのプランをこの段階で持つことは、一生使い続ける「歯」にとって、とても大切です。ぜひ、一度カウンセリングにお越しください。

気になる治療内容について

食生活のアドバイス
小児歯科●規則正しく食事を摂る。
●間食を控える。
●食生活の見直し。

食生活を見直すだけで、大幅に虫歯のリスクを抑えることができます。実際に、院長にも3人の子どもがいますが、一日三度の規則正しい食事をし、間食をしないことで虫歯知らずに育っています。時には、お菓子など食べたい場合もあると思いますが、そういった場合は、一日一度と決めています。


歯磨き指導(ブラッシング)
小児歯科●歯の専門家による正しい歯ブラシの持ち方。
●動かし方、ブラシの当て方の指導。

当院では、歯ブラシの握り方や歯の当て方などのクセを確認し、歯磨き上手なお子さんへと導きます。同時に摂食指導を行い、歯に悪い影響を与える飲食物の知識をお伝えしています。できるだけ早い時期に歯医者さんに行き、正しい歯磨きの仕方を学びましょう。


歯質を強くするフッ素塗布
小児歯科●フッ素は歯の再石灰化を促し、虫歯の進行を抑える。

虫歯予防に効果的といわれるフッ素には、フッ素ジェルやフッ素洗口、あるいはフッ素入り歯磨き剤など、様々な製品があります。その中で最も効果的なのが、歯医者さんで行うフッ素塗布です。

なお、永続的な効果はありませんので、定期的なフッ素塗布をおすすめしています。


虫歯を寄せつけないシーラント
小児歯科●特殊な樹脂を歯の溝に埋めて虫歯菌が溝に溜まるのを防ぐ。

当院では、シーラントを歯の溝に丁寧に埋めていきます。

シーラントとは、歯の表面にある溝に、特殊な樹脂を埋め込み、虫歯を防ぐ治療です。その効果は、樹脂が取れなければ半永久的です。ただし、シーラントと溝の間に隙間ができたり、剥がれたりすると、そこから細菌が繁殖し、虫歯になりやすくなりますので注意が必要です。食べ物や歯の形、クセなどでも外れてしまうことがありますので、3か月~半年に一度の定期メインテナンスをおすすめしています。

【当院の特徴】充分な説明でご納得いただくことからスタート

●治療内容に納得できたら治療を始める。

一般歯科

当院では、事前カウンセリングを行っています。治療内容についての充分な説明を行い、患者さんのご要望をお伺いして、ご理解を得た上で治療を進めていきます。決して、虫歯があるからといって、すぐに治療を始めることはありません。もちろん、腫れや強い痛みがある場合は、応急処置で症状を緩和させた後、カウンセリングに移ります。

患者さんの理解と同意がなければ治療を進められませんので、気になることがございましたら、遠慮せずにご質問ください。

当院でのテーマは「極力人工物を歯に加えない」こと

一般歯科同じ歯を何度も治療していると、健康な部分がどんどん少なくなっていきます。歯を守るために行う治療とはいえ、こうして考えていくと、歯の寿命を短くしていると言えるのかもしれません。


当院のテーマは「できるだけ人工物を使わない治療」
これは全ての処置に通じます。もちろん、どうしても取り除かなければならない部分があれば削りますし、抜歯以外に方法がない場合は歯を抜きます。

ただし、現状の保険制度では、保険診療のみでは理想的な処置が行えない場合があります。予後の高い治療を行うために、保険外の治療が必要な場合は、無料のご相談の上、保険外の処置を的確に施すことで、より理想的な診療を目指しています。

虫歯の進行とその治療方法

Co(シーオー:初期う触)
一般歯科
歯が溶け始めて虫歯が始まっている状態ですが、まだ穴が空いていたり、黒くなっていたりはしません。この段階であれば、フッ素入り歯磨き剤を使って歯磨きをすることで、エナメル質の再石灰化が可能です。


C1(エナメル質う触)
一般歯科
歯の表面を覆っているエナメル質が虫歯菌に溶かされて、小さな穴が空いた状態です。象牙質に達していませんので、痛みはありません。この段階の治療は、虫歯の部分を必要最小限削り、保険適用の白い詰め物をして終了します。


C2(象牙質う触)
一般歯科
エナメル質の下にある象牙質にまで虫歯が達している状態で、冷たい物や甘い物がしみます。触ると痛みを感じ、麻酔をして治療をします。
治療は、虫歯の範囲が小さければ、保険適用の白い詰め物を入れて完了です。虫歯が深部まで広がっているときは、麻酔をかけて患部を削り、詰め物を製作して装着します。


C3(神経まで達したう触)
一般歯科
虫歯がエナメル質と象牙質を溶かして、神経まで到達した状態です。激しい痛みを感じる場合が多く、神経が壊死してしまうと細菌が根の外で炎症を起こして膿が出たり、歯茎が大きく腫れたりします。
この段階では、根管治療が必要です。麻酔をして、壊死した神経や膿を取り除き、歯の根の中をきれいにしてから被せ物を装着します。


C4(残根状態)
一般歯科
歯のほとんどが溶かされてしまい、根だけが残っている状態です。この段階では抜歯のケースが多くなります。治療可能な歯質が残っていれば、根管治療を行った後、被せ物を装着します。

また、当院では、抜歯をしないよう歯の牽引を行っています。抜歯の前の最後の治療方法として、一度、ご相談ください。

「歯の牽引について」詳しく知る

インプラント症例

<治療前>
インプラント症例
次へ
<治療後>
インプラント症例

できるだけ痛みの少ない治療

治療中の痛みを抑えるためにかける麻酔注射。その麻酔自体が痛くて、苦痛に感じるという方も少なくありません。

痛みの少ない治療

「まだ痛くないから大丈夫。」と痛みをガマンできなくなるまで虫歯を放っておくと、最悪の場合、抜かなくてはならないこともあります。

当院では麻酔注射に伴う痛みを和らげるよう心がけております。少しでも痛みを感じたり、虫歯を発見したら、ぜひ当院へお越しください。


【1】まずは、リラックスしていただきます
患者さんが緊張していると、身体に力が入って痛くない麻酔注射が難しくなります。特に、初めてのご来院で治療に痛みを感じると、その後通院するのも気が重くなってしまうかと思います。そのようなことがないよう緊張されている方には、お話をしてリラックスしていただくようにしています。

【2】針の向きを気を付ける
極細針(31ゲージ ※0.2mm)を使用し、針を刺す方向は、痛くない方へ向けるようにしています。また、表面麻酔を使用して、麻酔針を刺したときの「チクリ」とした痛みを抑えることができます。

【3】麻酔薬の温度管理
麻酔薬が冷たいと、注入した時に痛みや不快感がでてしまいます。当院では、痛みがでにくい温度(34~35℃)に温めています。

治療を終えた患者さんの多くは、「麻酔をしても全然痛くありませんでした」と仰っていますので、落ち着いた気持ちで治療を受けてください。

ケースによっては相談してから麻酔を行います。

痛みの少ない治療治療中に感じる痛みの度合いは、年齢や虫歯の程度により、一人一人異なります。特に小さなお子さんの場合、見た目は小さな虫歯でも、かなり奥深くまで進行していることが多く、麻酔注射なしでは治療が難しいといえます。これに対してご高齢の方は、虫歯がゆっくりと進行してくため、ある程度大きな虫歯でも、麻酔注射をかけずに治療ができます。


麻酔なしでも痛くない患者さんには
「麻酔を使わなくても大丈夫ですよ。もし途中で痛くなったら、すぐに麻酔をかけます。」とお伝えした上で、様子を見ながら治療を進めていきます。治療を終えた後、「全然痛くなかったので、麻酔をしなくて良かったです。」と喜ばれる患者さんがほとんどです。

もちろん、痛みに対して強いご不安をお持ちの方は、この限りではありません。患者さんと相談しながら治療を進めていきますので、遠慮せずにご要望をお伝えください。

1. カウンセリング

矯正治療の流れ
まず、患者さんが最も気にしていることを確認します。主訴を改善するために必要な治療方法や矯正装置の装着期間や治療期間、治療費など、大まかな内容を説明いたします。

当院では、矯正治療に対して関心をお持ちの方には、お気軽にご相談いただけるよう、無料相談を行っています。矯正治療の概要を理解していただき、ご納得の上で治療を受けていただければと考えています。

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2. 検査・診断

矯正治療の流れ模型診査・レントゲン診査・写真診査・問診表を基に、治療方法を診断・分析します。画像をお見せしながら分析結果を説明し、治療期間や料金も提示いたします。

これらを基に、患者さんご自身で治療を受けるかどうかをご判断していただきます。なお、治療費用は分割でのお支払いも承っておりますので、お気軽にご相談ください。
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3. 動的治療

矯正治療の流れ歯を効果的に動かすには、定期的な矯正装置の調整が必要です。月に一度、来院していただきます。また、装置を装着していると、汚れが残りやすくなりがちです。

当院では矯正治療中の虫歯を防ぐために、来院毎に歯磨き指導や歯のクリーニングなどを行っています。
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4. 保定

矯正治療の流れ歯並びが綺麗になったからといって、これで治療終了ではありません。

歯が移動し、その場所に落ち着くまでには2~3年が必要です。取り外しができる保定装置を使って歯を固定させる保定期間に入り、半年に一度、通院していただきます。

治療の期間について

矯正治療を始める前のご質問で多いのが、治療期間についてです。

矯正治療の期間

患者さんの歯並びや噛み合せなどの状態によりケース・バイ・ケースで、一概に何年と言い切ることはできません。一般的な矯正装置の装着期間は2年から2年6か月です。とはいえ、歯並びや顎(あご)の関節の状態によっては、これより長引く傾向にあります。

当院では、後戻りしないことを考えた上で、患者さんの負担を軽減するために、できるだけ短期間で治療が終わるよう心がけています。

難症例を簡単な治療にする【インプラント矯正】

矯正治療の期間インプラント矯正とは、人工歯根(ミニインプラント)を埋入し、それを支えとして歯を移動させる矯正方法です。インプラントを支点にした矯正力の働きにより、従来の矯正治療ではできなかった"歯の移動"を可能にしました。これにより、治療期間が短縮でき、さらに、外科手術を必要とする症例でも、手術を回避できる可能性が高まります。

インプラント矯正のメリット
・従来よりも治療期間が短縮される。
・装着する矯正装置が少なくなる。
・不動の支柱が確保され、抜歯の可能性が低くなる。
・従来に比べ外科的なアプローチに頼らず、矯正歯科単独で治療ができる場合がある。


インプラント矯正のデメリット
・歯肉炎などを防ぐために、術後はインプラント周囲を清潔に保つ必要がある。
・インプラントが脱落した場合は、場所を変えて再埋入の必要がある。

インプラント矯正について、詳しい説明が必要な方は、お気軽にご相談ください。

一般歯科治療と矯正治療の両立により実現する良質な治療

「ご自分の歯を、一生涯、使い続けること」。それが、歯科医師としての私の願いです。当院では、この想いを実現するために、一般歯科・矯正歯科の診療を行っています。

 一般歯科・矯正治療

一般歯科と矯正歯科の両立って?
歯科医院の診療科目には、一般歯科と矯正歯科があります。それぞれの違いを考えたとき、「虫歯や歯周病の治療をするのが一般歯科医で、歯並びをキレイに整えるのが矯正歯科医。」と答える方がほとんどです。治療の専門性を考えると、確かにその通りです。しかし、虫歯や歯周病、あるいは不正歯列は、口腔内環境が複雑に影響し合って発症します。総合的に診断することで、適切な治療ができると思います。

例えば、歯が一本だけ飛び出ている場合や、奥歯が倒れてしまってインプラントやブリッジができない場合などに、部分矯正を行っています。

また、重度の歯周病により矯正を必要とする場合や、矯正治療中の虫歯治療など、双方の治療技術を取り入れることで、予後の高い治療に繋がります。

治療における患者さんの負担を軽減することが、自分の歯を一生使っていただくことに通じると考えています。

【症例】矯正治療と審美治療を合わせた治療

この患者さんは「とにかくキレイにして欲しい。」というご要望でした。

矯正治療は、外から見えることを避けたいということでしたので、裏側矯正を行いました。
一般治療も必要な部分には歯にも、被せ物をしています。

<矯正治療前>
症例
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<審美治療前>
症例
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<治療後>
症例

治療期間:約2年
費用:約200万円(裏側矯正費用含む)

【症例】矯正治療とインプラント治療を合わせた治療

<治療前>
症例
次へ
<矯正・インプラント治療後>
症例

治療期間:約1年半(現在治療途中)
費用:約200万円(矯正費用含む)
 

抜歯せずになるべく歯を残す【歯の牽引】

 一般歯科・矯正治療●歯肉の奥から歯を引っ張り上げる。
●最大の目的は将来的に行うブリッジ・入れ歯治療の先送り。

虫歯がひどくなり、歯肉の奥深くまで達していると、通常では抜歯するしか方法がありません。とはいえ、健康な歯がわずかでも残されていれば、可能な限り抜かずに残しておきたい。それは、歯科医師である私も同じです。


歯の牽引とは?
歯肉よりも深い部分にある健康な歯を、器具を使って引っ張り出す治療方法です。こうした歯は、既に抜髄をしていることが多く、汚れが残っていたり、根の外に膿が溜まっていたりすることもあります。検査の結果、これらの疑いがある場合には、根の内側を処置してから治療を受けていただきます。

歯の牽引

歯の牽引方法
牽引する歯にフックや矯正用器具を着け、ゴムやワイヤーを使って引っ張ります。歯肉の奥に隠れていた歯と共に、歯を支える骨と周囲の歯肉が現れてきます。この段階で、麻酔をかけて余分な歯肉を切除して、仮歯を被せます。歯肉が落ち着くのを待ち、最終的に歯を被せて治療が終了です。

≪治療期間≫
■治療期間は1~3か月程度
■7日~10日に一度、来院して調整を行う。

牽引にかかる費用
≪牽引料金≫
■1本につき 105,000円(税込)

牽引処置のリスク
歯の牽引は、事前診断が難しい治療です。そのため、牽引した後に、歯の状態が悪く、噛むことに耐えられないことが分かる場合があります。この場合は、お預かりした費用の3割額をお返しいたします。ただし、調整料および被せ物装着後の抜歯については返金いたしかねます。

ようこそ!ABCデンタル・矯正歯科クリニックへ

こんにちは。ABCデンタル・矯正歯科クリニック・院長の岡です。

当院の6つの特徴

埼玉県さいたま市で開業して以降、矯正歯科・一般歯科・インプラント・審美歯科まで、幅広い治療をしてまいりました。

当院は、小さなお子さんからお年寄りまで、幅広い年齢層の方々が安心して通える歯科医院を目指しています。スタッフ一同、患者さんが気軽に相談できるようアットホームな雰囲気作りを大切にしています。また、各種保険診療も承っていますので、患者さんのご要望やご予算に応じた治療が可能です。

どんな小さなことでも結構ですので、お口に関することは、当院にお任せください!

一般歯科の経験と矯正歯科の専門知識を持つ院長

当院の6つの特徴院長は、矯正専門医としてこれまでに700症例以上の実績を持ちながら、一般歯科の診療もしています。

これはまれなことで、矯正歯科医師は虫歯の治療は行なわず、矯正治療のみ診療をするのが一般的です。また、一般歯科の歯科医師は、矯正歯科について専門外であることが多いです。

また、総合治療を行っている歯科医院では、各分野の歯科医師が集まって診療していますので、患者さんの治療内容によって担当者が変わることがあります。

一人の歯科医師があらゆる角度から診断することで、選択肢が広くなり、より適切な治療が行えます。それが、患者さんの信頼感にも繋がり、安心して治療を受けていただけると思います。

院長についてもっと知る

一般歯科治療と矯正治療の両立により実現する良質な治療

当院の6つの特徴私は、皆さまに「自分の歯を一生使っていただきたい」と願っています。これを、実現するために、当院では一般歯科と矯正歯科を両立させています。

一般歯科医は、単に歯を削ったり抜いたりする医者、矯正歯科医は単に見た目を良くするための医者と思われがちな方も多いと思います。しかし、虫歯や歯周病、あるいは不正歯列は、口腔内環境が複雑に影響し合って発症します。

重度の歯周病により矯正を必要とする場合や、矯正治療中の虫歯治療など、双方の技術を併せ持つ治療で、治療期間など患者さんの負担を軽減できると考えています。

詳しくはこちら

リスクを少なくできるだけ短期間にする治療

当院の6つの特徴当院では、後戻りしないことを考えた上で、患者さんの負担を軽減するために、できるだけ短期間で治療が終わるよう心がけています。

患者さんの歯並びや噛み合せなどの状態によりケース・バイ・ケースですが、一般的な矯正装置の装着期間は2年から2年6か月です。

来院頻度を多くしたり、期間を短縮できる装置を使用するなど、ご要望に応じて提案いたします。また、難症例の方でも、安全に治療期間を短縮できるよう、インプラント矯正も行っております。

詳しくはこちら

子どもも泣かない。できるだけ痛くない虫歯治療。

当院の6つの特徴当院では、身体に力が入ってかえって痛みが出てしまうこともあるので、まずはリラックスしていただくようにしています。

その他には、使用する針の細さや刺す方向、麻酔薬の温度管理など、麻酔注射に伴う痛みを和らげるよう、様々な工夫をしております。

治療を終えた患者さんの多くは、「麻酔をしても全然痛くありませんでした。」と仰っていますので、落ち着いた気持ちで治療を受けてください。

詳しくはこちら

歯周病を治してから治療がスタート

当院の6つの特徴歯周病を治療せずに虫歯治療を行うと、歯肉の腫れなどの原因できれいに歯型が採れないことがあります。詰め物や被せ物の不適合の部分があると、そこから歯が悪化してしまう可能性があります。

こうしたことを防ぐために、当院では、歯肉の状態を改善した後、人工歯や詰め物を入れる処置を行います。もちろん、応急処置が必要な場合はこの限りではありません。

初診時には必ず歯周病検査を行い、必要に応じて歯石や汚れを取り除き、歯茎を健康な状態に戻してから治療を行います。

詳しくはこちら

良心的でシンプルな矯正治療の費用

当院の6つの特徴当院の矯正治療の料金体系は、追加料金なしの分かりやすいシステムです。全て初期費用の中に含めていますので、装置を変更したり、作り変えたりしても、追加費用は一切いただきません。これ以外にご負担いただくのは、月1回のメンテナンスにかかる処置料だけです。

また、矯正治療だけでなく、一般治療や入れ歯、インプラント治療においても同様です。

一人でも多くの方に、費用を気にせずに治療費を受けていただくことが、当院の方針です。

費用やお支払いに関するご要望があれば、お気軽にご相談ください。

詳しくはこちら


2012年6月24日 - 2012年6月30日 « トップへ » 2012年9月 9日 - 2012年9月15日


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