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2022年5月23日

マウスピース型矯正装置を用いる治療

矯正装置のブラケットやワイヤーが"目立つ"ことが気になり、矯正治療を諦めている方はいませんか?
マウスピース矯正は、透明なマウスピースを用いるので、"目立ちにくい"というのが特徴のひとつです。矯正治療をしていることを、周囲に知られたくない方に特に向いています。

マウスピース矯正


透明なマウスピース型矯正装置(アソアライナー)
アソアライナーマウスピース型矯正装置(アソアライナー:Aso Aligner)は従来のワイヤー矯正とは異なり、ブラケットやワイヤーを用いず、透明なマウスピース型の矯正装置を使って歯並びを矯正する方法です。
素材(プラスチック)の弾力を利用して、必要な部位に矯正力を加えることで、歯を動かしていく仕組みです。

アソアライナーの適応症例
「軽度の叢生(乱ぐい歯)」「空隙歯列(すきっ歯)」「軽度の上顎前突(出っ歯)」「軽度の反対咬合」「後戻りの治療」などが主な適応症例です。


マウスピース矯正治療のメリット
●見た目が自然
●取り外しができて衛生的
●ワイヤー矯正治療に比べて歯の傷みが少ない
●来院時の診療時間が短く、来院頻度が少ない
●口の中を傷つけにくい
●金属アレルギーの心配がない


マウスピース矯正治療のデメリット
●器具を指示通りに装着しないと予定の結果が得られない
●歯の移動方法が限られるためワイヤー矯正治療の治療結果と異なるゴールになる
●食事や歯磨きのたびにマウスピースを取り外しをする必要があり手間がかかる
●上下の歯の間にマウスピースが存在するため顎の位置が不安定になる事がある


※マウスピース矯正治療で全ての矯正治療を行える訳ではありません。詳しくは院長までお尋ねください。
※マウスピース型矯正装置は日本国の薬事法上の医療機器に該当していません。そのため医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

2022年4月23日

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

1.最初は矯正装置による不快感、痛み等があるものの、数日から1、2週間で慣れることが多いです。
2.歯の動き方には個人差があるため、想定した治療期間が延長する可能性があります。
3.装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療は患者さんの努力が必要となります。それらが治療結果や治療期間に影響します。
4.治療中は、装置が付くため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まるため、丁寧なブラッシングや、定期的なメンテナンスが重要になります。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
5.歯を動かすことで歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
6.ごくまれに歯が骨と癒着し、歯が動かないことがあります。
7.ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受け、壊死することがあります。
8.治療中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
9.治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
10.様々な問題による影響で、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
11.歯の形を修正や、咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
12.矯正装置を誤飲する可能性があります。
13.装置を外す際、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
14.装置を外した後、保定装置を指示通り使用しないため、後戻りの生じる可能性が高くなります。
15.装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
16.あごの成長発育により咬み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
17.治療後に親知らずが生え、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせると咬み合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
18.矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

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