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2023年2月24日

当院の患者さんが地区の役員をなさっていて、その方の依頼にお応えして市民向けの講演を行って参りました。

タイトルは「加齢に伴う口腔内のリスクと対策」としましたが、主催者側に事前にタイトルが伝えられず、先方の広報の方が下さったパンフレットやパネル写真には、「歯の健康」というタイトルがつけられております。

内容は三部構成で、第一部は「口腔内の機能低下」です。
唾液の減少による問題や誤嚥性肺炎につながる嚥下機能の低下を説明し、唾液腺マッサージンの方法や、嚥下機能の低下に対して、くちびる、舌、咽頭弁のトレーニング方法を案内しました。

第二部は「歯周病」です。
歯周病の進行の説明と、歯周病にリンクする、認知症、糖尿病、動脈硬化との関連性を説明しました。

第三部はエアフローの宣伝?です。
当院で行っているエアフローの性能と、歯周病予防の説明を行いました。
歯周ポケット内部をクリーニングできる「エアフロー」をお一人でも多くの方に認識してもらえたら幸いに存じます。

2023年2月20日

こんにちは、ABCデンタルの事務長Yです。
前回の続きです。

矯正とは、見た目が揃ってキレイなだけではなく、上下の歯がしっかりと噛み合っているのが成功例と言えます。

小さなお子さんは小さい頃から正しい矯正をする事で、将来手術でしか治せない最悪な事態を回避することもできます。
小さい頃から行う矯正治療は、まさに初動が大事です!この最初に行う矯正治療が正しいかそうでないかは、のちの歯が永久歯に生え揃った時の本矯正治療に影響します。
治療の一環で、歯を抜くことに抵抗がある保護者様もいると思いますが、そもそも日本人の歯は欧米人に比べて大きく、本来は骨格(アゴ)も昔は大きかったのです。それが欧米化した食事と共に日本人も骨格が小さくなってきました。
ともなれば、当然歯がキレイに並ぶ事なく出っ歯やガタガタになり、不要な歯を抜かないと並びきれなくなります。
歯を失う不安より、将来歯並びが悪いせいで歯磨きがうまくできず虫歯になったり歯周病になる方が怖いのです。噛み合わせも悪ければ他の病気に発展する可能性もあります。

小さいうちから歯医者に通い、できれば信用できるかかりつけ医との関係を構築し、定期検診をおすすめします。

当たり前のことですが、正しい矯正治療を受ける目安はその先生の経験値です。どれだけの矯正症例を経験したか、これに尽きると思います。
そしてできるなら数ヶ所で、治療相談や診断を受けられたら良いです。

当院は治療前と治療終了後の歯の模型を希望する方には有料で差し上げています。これは技術に自信がないとできない事です。

矯正方法は様々ですが、専門医の話を客観的によく聞き、恐怖や手軽さに惑わされる事なく、皆様が正しい矯正治療を受けられ事を願っています。

当院の矯正相談は無料です。ご予約お待ちしております。

2023年2月13日

こんにちは、ABCデンタルの事務長Yです。

今日は矯正について少し専門的なお話します。
長くなるので2部に分けて配信しますね。

最近はインビザライン、いわゆるマウスピース矯正が流行っています。
装着器具やワイヤーはなく、透明の歯形をはめるだけで歯が動き綺麗に並ぶ、魔法のような矯正方法。
でも、矯正専門医として意見するのならば、このマウスピース矯正だけで正しく治る症例は僅かです。しかもマウスピース矯正は食事以外の時間は装着していなくてはならず、子供や意志の弱い方には不向きと思われます。

当院へ矯正の相談に来る方にはその歯の状態からさまざまな検査・分析をして、最善の治療方法を提案します。

お望み通りのマウスピース矯正は不適合で、ブラケット(ワイヤーを通す為に歯ひとつひとつにつける矯正装置)となる診断をすると、難色を示しニ度と来院されない方もいます。

他にも、ワイヤー矯正と並行にアンカースクリューを使った矯正方法もあります。
人間の歯は奥の歯ほど動きにくいのです。
当然ですが、前の歯は奥の歯が支えとなって奥に引っ込めることができますが、奥歯は奥に引っ張る支えがありません。そこでアンカースクリューを使います。上や下のアゴにとても小さなネジを埋め込み(役割が終われば即撤去)、その出ている突起物にゴムやワイヤーを引っ掛け奥の歯を動かしていきます。
このネジは本当に素晴らしく、また熟練した矯正専門医でしか使いこなせないと思います。
ただ、この診断結果を聞くと(恐怖で?)また難色を示し二度と来院されない方もいます。

(②に続く)

2022年11月 8日

こんにちは、ABCデンタルの事務長Yです。

当クリニックの院長は50歳を過ぎてから中国語を習い始めました。
埼玉の歯科医師会と台湾の歯科医師会とでソフトボールを通じて国際交流を長年やってきました。その先生方と中国語で話したい!と思ったのがきっかけだったそうです。
しかし習い始めてからすぐに未曾有のコロナ禍...国際交流は中断され3年ほど途絶えていましたが、今年の秋ようやく台湾の先生方々が来日し、交流の場が設けられました。
宴会の席で司会を中国語でやることになりましたが、思いの外反応も薄くお酒も入ってるせいかほとんどの人が聞いていませんでした。
この日のために中国語の先生にも助けてもらい、自分なりにシナリオを考えて緊張しながら挑んだので、その反応にショックを受けたそうです。と同時に自分はカンペを棒読みで、皆が聞き入るほど流暢でもなく力不足だと痛感したんだそうです。

私の息子も今、海外の大学に行く為に英語を勉強中です。息子は高校生の時に1年間アメリカへ留学したにもかかわらず、英語のレベルはまだまだです。

言語の習得は本当に難しいです。日本語も最も難しい言語と言われています。ただ、やはり日本語の力は世界的には弱く、これまでも英語、これからは中国語やヒンディー語が強くなるでしょう。

今、世界情勢は不安定です。多くの人が母国語以外の言葉を話す事は、飛躍し過ぎかもしれませんが、平和に繋がる気がします。
世界中の多くの人々が様々な言語を習得し国際人が増えれば戦争は減り、明るい未来が開けると思うのです。

そんな片隅で頑張っている院長と息子...陰ながら応援しています!

2022年8月29日

こんにちは。当クリニックの事務長Yです。

今日は歯科から離れたお話になります。

私たち夫婦は旅行が大好きです。
特に海外旅行が好きで、毎年必ず行っていました。
ところがこのコロナ禍で、世界中の人たちがロックダウン。まさに自国に隔離されてしまったのです。
それまで海外旅行ではリフレッシュでき、また明日への活力にもなっていて...
私たちは知らず知らずに旅行で気持ちが癒され充電できていたのです。

このコロナ禍で多くの人がそうであると思いますが、ストレスが溜まり、それこそストレス発散の場所も機会も失い、私たち夫婦も次第にケンカが増えていきました、笑
人間はただ働き、食べて寝る、だけではダメなのだと改めて実感しました。もちろん健康でいられることに感謝しつつ、自分のやりたい事が自由にでき、趣味や遊びがあってはじめて豊かな人生と言えるでしょう。

このパンデミックを経験し、様々なことに気付かされました。
皆様も健康な体と健康な歯で、ぜひ旅をしてみてください。

2022年7月26日

ViVi9月号に当院が掲載されました!

担当者から掲載のお誘いを頂いてから約5か月、様々なやり取りの末、ようやく発刊となりました。

どうして当院が選ばれたの?の思いから始まりましたが、担当者が当院のホームページやインスタグラムを見て内容に共感してくださったとの事で、様々な情報発信の必要性を痛感しました。

2022年7月25日

本日、さいたま市養護教諭研修会がさいたま市北区にあるプラザノースにて開催されました。

事前のアンケートから、矯正治療に関する講演希望が多数となっておりました。
対象が養護教諭の先生方という事で、小学生に関する矯正治療にスポットを当てることにしました。

学童期は骨格的な下顎前突及び上顎前突の治療を行う適齢期である。
成長経過をセファロ分析の重ね合わせから予測、経過観察をする事で、リスクを軽減させる事ができる。
その後のいわゆる第二期治療を簡単にし、ブラケットの装着期間を短縮する事が期待できる事を講演で説明しました。

2022年6月14日

こんにちは、当クリニック事務長のYです。

今やコンビニよりも多い歯科医院。
皆さんも歯科医院をどのように選んでいますか?

自宅や職場から近いからとか、知人の紹介だったり、SNSを見たり、大々的な広告に惹かれて、と様々な理由からだと思います。
そしてなにかしらの縁でそのクリニックに辿り着いたあと、そこからが本当にその歯医者が良いか判断するべきでしょう。

私は歯科医師でも歯科衛生士でもないので、一患者として歯科医院を見た場合、やはり大々的にたくさんの広告を使ってるところ、ドクターが何人もいるところは避けたいと思います。
何故なら広告費には莫大な費用が必要ですし、ドクター1人を雇うのもかなりコストがかかります。その為にはそれ相当の売上が必要です。
つまり医療機関というより、ビジネス要素が高い。
あと、これは他の医療機関でも思うことなのですが、受付やスタッフの感じが良くないところには行きたくない。医療従事者たるもの、笑顔も思いやりもない人には勤めてほしくありません。
最後に担当医との相性が合うか、初対面でも何か感じ取れるモノがあると思います。その最初に受けた印象が大事です。
良いドクターとは良い事ばかりは言いません。時には現実を突きつけ、厳しい意見もあるかと思います。しかしそのような医師はビジネスと考えてなく、専門家として意見してるのです。

それらを踏まえ、ぜひ当クリニックへお越しいただき、判断してください。
予約お待ちしております。

2022年5月18日

こんにちは、当クリニックの事務長Yです。

今日は少し日米の、国民の歯に対しての考え方の違いについて、書いてみようかと思います。

私は小さい頃に親の都合で渡米し、高校卒業するまでアメリカで育ちました。
特に裕福な家庭ではなかったにも関わらず、中学の時に矯正治療を受けました。
アメリカ人皆がそうではないもののかなりな割合で中学・高校生の間に矯正します。なぜなら歯並びは将来の就職や出世に影響すると欧米人は考えています。
矯正だけでなく、アメリカ人は幼少期からよく歯医者にクリーニングしに行きます。
痛い時にだけ行く日本人とは違い、定期的に歯の状態のチェックアップとクリーニングをするのです。
これには単に歯に対する意識が高いと言うだけではなく、米国の高額な医療費が関係しています。
アメリカは日本のような国の医療制度はなく、個人で医療保険に加入したり会社の組合で保険に入ったりしていて、それでも自己負担額は日本では信じられないほどなのです。
ですので自然と予防意識が働きます。歯も然り。将来虫歯治療や抜歯にウン十万もかからないように定期的にクリーニングし歯並びを整えます。
日本の医療制度は本当に素晴らしい...でもそこに甘んじて多くの日本人は歯を失っていると私は思うのです。

みなさん、定期的に美容院や理容室へ行きますよね?その気軽さでぜひ定期的に歯医者にも行ってください。お待ちしております。

2022年5月10日

早いもので当院も開業から20年目を迎えました。
これまでに多くの方がスタッフとして勤務してくださいました。
そのうちのお一人の方の息子さんが先日治療に来院されました。

思えばそのスタッフの方は、妊娠が判って退職されたのですが、そのお子さんも
1歳半の健診に始まり、小学校低学年の頃は乳歯のむし歯などで時々治療にお見えになっていましたが、いつの日から全くお見掛けしなくなっていました。

ところが7年ぶりに顎の関節が痛くなり、来院した姿をみて驚きました。
高校2年になった息子さんは、見上げるような背の高い青年に!
サッカーをされているとの事、これまでの印象とは全くの別人でした。

色々な場面で自身の老いを感じることの多い今日この頃ですが、
今回はいつもと少し違う、うれしくなるような感覚になりました。
特定できないように掲載することをお伝えし、写真撮影にも応じてください
ました。

ABCデンタル・矯正歯科クリニック
ABCデンタル・矯正歯科クリニック
埼玉県さいたま市浦和区東高砂町14-4
サンライズハスミ 2F

ABCデンタル・矯正歯科クリニック 院長 岡敦
院長 岡 敦

【経歴】
浦和市立仲町小学校
浦和市立常盤中学校
埼玉県立浦和高校
東京医科歯科大学歯学部卒業

大学卒業後、同大学附属病院歯科矯正科に7年在籍し、矯正歯科の治療に携わる。大学病院を退職後、出身地・浦和にABCデンタル・矯正歯科クリニックを開業。現在は同クリニックの院長として、矯正歯科を中心に歯科全般の治療に携わる。その傍ら、矯正専門医として首都圏の診療所で出張診療を行っている。